宗教法人の社会貢献

さまざまな社会貢献

宗教法人は、いろいろな形で社会貢献を行っています。行っている活動に関しては、似たようなものもあるのですが、宗教法人の数だけあるといってもよいかもしれません。
一般的な企業もさまざまな社会貢献の活動を行っています。活動の内容としては、会社の社屋の周辺のごみ拾いを行うといった手軽に始められるものが多いです。宗教法人の場合も同様で簡単なものもありますが、なかなかできないようなことをしている宗教法人もあるようです。
また、社会貢献の活動が布教活動となっている場合もあります。布教活動であるとはいえ、社会貢献をしているということは良いことですし、布教活動に関しても、無理な勧誘を行っていなければ健全な活動ということがいえます。

開発国への援助を行う真如苑

国外への活動という点では、仏教のひとつである真如苑が行っている開発国への援助というのは、少し特殊な部類になるのかもしれません。紛争が行われていたり、国が貧困で生活に苦しんでいる国の人たちへの支援を行っているのです。
諸外国からの支援がある場合もありますが、それでも行き届かない場合も多々あります。そういった国々を訪問して支援をしているのです。
もちろん、真如苑だけでは難しい場合は、専門家等と支援について相談をしているのです。場合によっては、さまざまな組織と協力して、自分たちだけでは行うことのできない支援も実現させているのです。
国に関係なく、ひとりの生命を大切にしたいという思いから行われている支援なのです。特に、スリランカに関しては、20年もの間無料で利用できる保育園を運営しているのです。

真如苑が大切にしているのは絆

さまざまな社会貢献を行っているの真如苑ですが、根底にあるのは、絆を大切にしたいという思いです。開発国への支援もそうですし、国内で行われてるものもそうなのです。国内の場合は、各地のお祭りなどの応援や、災害時のボランティア活動など、また、施設を避難場所として提供するといったことも行われています。
こういった活動に関しては、人と人とのつながりを大切に考えているからこそ行われている行動といえるのではないでしょうか。
他にも、教育や研究への助成も行っています。特に貧困で教育が受けられない子供たちへの支援を始め、宗教法人という関係からか、仏教に対する県研究の助成も行っているのです。
多くの場合、社会貢献は自分たちが行ったことに対しての自己満足という場合も多いのが現状です。しかし、真如苑の社会貢献は、相手のある支援が多く、それこそが開祖夫妻のころからの支援の在り方となっているのです。